猫のおなか -4ページ目

スパム・スパム・スパム

先日、お友達ブロガーさんと食事をしながら「最近コメントスパムが多いよね」という話になったのです。自分のブログやサイトを宣伝するために、コメントに見せかけて書き込みしていくアレですね。

まあうざったいというか、迷惑というか、kotoraさんの記事 にもあるけど、そういうこと自体が、宣伝効果以上に、サイト自体のイメージ失墜につながるということに早く気がついて欲しいですね。
(アダルトサイトの場合は失墜しようがなんだろうが、露出が目的なんだろうけどねえ)

さて、その「スパム」ですが、ご存じの通り、
1937年にアメリカのミネソタ州で製造され始めた四角い豚肉加工缶詰のことですね。

でまた、ご存じの方はご存じの通り、その“アメリカからやってきた缶詰”をネタにしたコント(スケッチと呼びます)をイギリスのブラックナンセンスギャグ集団「モンティ・パイソン」が広めたことで、今では迷惑メールを一般的に「スパム」と呼ぶようになったんですね。(ま、他にも説はあるらしいけど、最有力候補なのです)

そのスケッチはこんな感じ。

何故かバイキングがたむろするカフェ。そこにやってきた夫婦。旦那がウェイトレスにメニューを尋ねると、

ウェイトレス「卵とベーコン、卵・ソーセージ・ベーコン、卵・スパム、卵・ベーコン・スパム、卵・ベーコン・ソーセージ・スパム、スパム・ベーコン・ソーセージ・スパム、スパム・卵・スパム・スパム・ベーコン・スパム、スパム・スパム・スパム・卵・スパム、スパム・スパム・スパム・スパム・スパム・スパム・豆・スパム・スパム・スパム・スパム……
……伊勢エビのグラタン トリュフと卵添え--スパムのせ」

スパム抜きのが欲しいという婦人に、スパム少なめメニューをすすめるウェイトレス。スパムは嫌いなの!と婦人が叫ぶと、バイキング達が歌い出す。

「スパムスパム美味しいスパム、スパムスパムスパーーーム♪」

ウェイトレスと婦人がスパムのあるなしで言い争いを続けるのを横目に、旦那は平然と

「僕はスパム好きだから、食べてあげるよ。スパム・スパム・スパム♪ スパム・豆・スパム・スパム・スパムをくれ」(バックで歌い続けるバイキング達)

ウェイトレス「豆はないわ!」
旦那「じゃ、豆のかわりにスパムで」
ウェイトレス「つまり、スパム・スパム・スパム・スパム……」

消してもブロックしてもやってくる迷惑メールが、 この延々と繰り返されるくど~いスパムみたい!!ってんで、すっかり「迷惑メール=スパム」が定着しちゃったんですな。
そんだけこのスケッチが広く知られてるという話でもありますが。

もちろん、当の缶詰のメーカー、ホーメルはいい迷惑です。迷惑メールをスパムと呼ばないで、と正式に抗議したこともあるらしいですが、既に世界的に定着しちゃってるもんだから、今更他の呼び方もできないですもんね。

でも片方の当事者でもあるモンティ・パイソンの面々は、面白がっているようです。

つい先週の6月5日、ブロードウェイで上演された優れた舞台作品に贈られる名誉ある賞、トニー賞の授賞式が開催されました。そこで最優秀作品賞に選ばれたのが、モンティ・パイソンの映画「モンティ・パイソンのホーリー・グレイル」を下敷きにした舞台、「スパマロット」です。
もちろん、脚本やなんかに、モンティ・パイソンのメンバーが関わってます。

アーサー王の伝説をパロディにしたもので、アーサー王の居城「キャメロット」に似せた名前なんだけど、
「スパマロット(Spamalot)」
は、つまり

Spam a lot(たくさんのスパム)

ってコト。

もうみんないいジジイなのに、いやはや、ブラックなこと、ご健在。

グレアム・チャップマンはもういないけどね。さびちい。

「最近の若いもん」事情

こういうタイトルだけど、今時の若者についての考察ってわけではないのよ。

ここんとこ、CSで日本映画専門チャンネルを観ることが多いということは、以前の記事 でも書いたのだけど、観ていて面白いことがあるんですよね~。

戦前、戦中、戦後のそれぞれの時代に作られた映画を観ていると、どれも一通り、田舎だったり都会だったりの違いはあっても、大抵は登場人物の家族が出てきますよね。まあそれは当たり前のこと。映画は時代を映してもいるわけですから、その時代時代なりのリアルな人間関係がどうしたって不可欠なのです。

で、映画の中での「親世代」は娘や息子、あるいは親戚の若い子に対して

「最近の若いもんは、気がしれない」

とか

「今の若いのは、親のいうことなんか…」

とか、文句言ってるのです。それが戦前だろうが戦後だろうが、決まり文句みたいに出てくるんですからね、いつの時代に作られた映画も同じコト!

ということは、取りも直さず、現実の親達の「私たちの若い頃はそうじゃなかった」なあんて言いぐさは、嘘か勘違いか思いこみでしかないってことなんですよね?

いつだって、若い者は大人にとっては理解不能で得体がしれなくて、若い者から見たら大人は狡くてモノの考え方が“古くさい”らしいのです。

映画はもちろんフィクションだけど、知らない時代のこういうリアルが垣間見られるって、面白いですよね。

さて、これから先「最近の若い子は…」と自分の頭をよぎったら、「待てよ、じゃ、私の若い頃って本当はどうだった?」って考えてみることにしようかな。

Jリーグチップス、その後

さて、先日も書いた とおり、Jリーグチップスを買ってるんですが……と申しますか、あの14袋、まだ食べきってないので、追加で購入できないでいるんだけど(←食べ終わるまで買わないシバリの為)、実はもうひとつ、Jリーグチップスについて自分に課しているシバリがあるのです。

昔々、ビックリマンチョコが流行った頃、シール欲しさにチョコ捨てるなんて、神をも恐れぬ所行が(←言い過ぎ)蔓延してたりしましたね。あれを見て、なんて勿体ないことを、と思ったものです。

「買ったものはきちんきちんと食べい!!」

と、ゴミ箱から流れ出たチョコを見てひとり憤慨していたりしていた私です。そう、買った物はちゃんと食べないと……Jリーグチップスだってモチロンだ。

でも、正直言って、カードを出してしまったらあと、累々とJリーグチップスが山となっていれば、ちょっとうんざりするもの。そうだ、それを回避するには!!
……というわけで、もうひとつのシバリとは、

チップスを食べる時にしか、カードの袋を開けない

ということなのです。……既に10枚、手元にあるカード。何故かアルビレックスばかりが出てくる小さな袋にタメイキしつつ、今日もドキドキしながら封を切ります。


ああ……今日は……
ジュビロのユニ着た藤田だった……。

永井にいさん……!

ニッカンスポーツ 6月13日 永井FC琉球入り、半年のブランク経て
 V川崎(東京V)や横浜で活躍したMF永井秀樹(34)が九州リーグ所属のFC琉球に加入することが12日、分かった。昨年末、大分を戦力外となり引退も覚悟したが、沖縄からJリーグ入りを目指す同クラブの情熱に賛同して現役続行を決断した。

(中略)

 大分退団後は東京都内で体を動かし続け、契約のチャンスを待つ一方、引退も考えていた。今春、FC琉球の与那城ジョージ監督や、バルセロナ五輪予選をともに戦ったV川崎時代の同僚FW藤吉信次(FC琉球)らからラブコールを受け決心した。デビュー戦は18日の新日鉄大分戦(熊本・大津町)の予定。創設期からJリーグを沸かせてきた司令塔が半年のブランクを経て、J1より3つ下のカテゴリーで復活への道を歩み始める。


すみませんすみません。すっかり引退したものだと思ってました。諦めてなかったんですね!
ラブコールを受け、というところが、イイですね。望まれて新天地を目指すって、一番いい形ですよね。って、藤吉さんもFC琉球だったのね(汗)知らないことばかり…。

カテゴリーは下でも、きっと輝いてくれるものと、信じて応援してます。永井にいさんのこれからの活躍、期待してる人は沢山いると思いますよ~!
目が離せない九州リーグになりそうです。

知らなかったのだ。バルサ戦。

昨日は「天気もいいし、憂さ晴らしもしないとー!」という意気込みでサテの観戦に向かったうちら夫婦でしたが、忘れていました。まったく覚えてませんでした。

横浜vsバルサの試合、昼間にやってたこと……。

きけばなかなか面白かったそうで。よそさまのブログを見ると観にいかれた方々の感想が続々。うああ。だって、だって、サテだったし。バルサ観たかったけど……まだ試合あるよね?たしか。

ロナウジーニョ来てなくてアレとはいえ、バルサはバルサだもんねえ。
……でも、デル・ピエロもトレゼゲもネドビェドも来てたユーベと比べると、華やかさというか本気度にかけるのかな?と思わなくもないけど……試合観てないのに生意気いってごめんなさいごめんなさい(汗)

う~ん、気がついていたら録画したのになあ。
ちょと残念なにょ。

F1カナダGP本戦なのじゃ。

眉毛に注目のアロンソがリタイアで残念だったカナダGP、しかしこのレースの私のとってのキモはひとつ。

佐藤琢磨は漢である!

これに尽きるのだっ!

22周目にギアボックストラブルで、一度はガレージに戻り、またリタイアかと悲しい気分を味わったのだが………なんと47周目、琢磨復帰!24周回遅れながら、次のアメリカGPで少しでも出走順位を上げるため、果敢に走る琢磨。あんたはエライ。

残念ながら残り5周でマシンが煙を噴き、再度(?)リタイア。しかし出来るだけのことをやった。次にはマシンも万全であることに期待しよう!本当にたのむよ、BAR。

番狂わせはスタート順調だったフィジケラ、アロンソのルノー勢のダブルリタイア、琢磨復帰と前後してバトンが縁石に乗り上げて壁に接触、フロントサスペンションを破損でリタイア。ハイドフェルドもエンジンのトラブルでリタイア。モントーヤはブラックフラッグが出て失格。などなど……トラブル・波乱続出で、大荒れなレースだったこと。

前回1ラップを残しての痛恨リタイアだったキミ・ライコネンがトップをキープで優勝したのは、非常によかった。キミ、おめでとう!
そして、シューマッハもすぐ後ろで2位、そしてバリチェロが3位と、終わってみればフェラーリ2,3フィニッシュ。

荒れたレースとはいえ、結果がすべての過酷な戦い。表彰台の両脇に深紅の二人、アメリカGPではどの位置にいてくれるか、琢磨は表彰台に上がれるか、ますます楽しみ楽しみ。

サッカーの憂さはサッカーで晴らす。

というわけで、昨日はサテライトの試合を観にランドへ。対するはベガルタ仙台です。

旦那はロードバイクで、私は電車で、それぞれランドを目指し出発! 私はちょっと電車の連絡が悪くて都合20分のロス。自転車の旦那の方が10分程早くランドに到着してました。

グラウンドに行くと、既に沢山のサポの姿が!……ベガルタの。すごいなあ、見習わないといけないこのサポの熱さ。ヴェルディサポも負けてはいかん。サテライトもちゃんと応援しに来ないとな、これからは……(反省)。

とはいえ、応援するのに良い環境も欲しいぞ!応援してるサポ、動物園の檻状態は辛いぞ!檻によじ登って応援してると、いいシーンで拍手がしづらいのだ!!手、手が。
きっと大勢で応援するから、ぜひ、せめて人工芝グラウンド程度の観客席を!……難しいんだろうか…。

結果は、殆どがユース、しかも後半になると水原GK以外は全員ユースのヴェルディチーム、2-0で快勝。う~ん、見事なゴールを見せてもらいました。技あり2本。

昨日のもやもやを吹き飛ばす嬉しい内容に、応援のみんなテンション高め。そのテンションのまま、東京都女子1部リーグのメニーナvs東京女子体育大学Bを観戦。な、なんとこれが13-0という、なんとも相手が気の毒になるようなスコアで大勝。実力の差があるとはいえ、すごいなあ。っていうか現場で皆も言ってたけど、こんな試合じゃ、メニーナのGKの経験にならんな。
ほとんどメニーナゴールにボール来ないんだもん。

帰り、ベレーザは湯郷に7-0で大勝との一報。う~ん、気分晴れやか。雨も降らなかったしね。
さあ、7月2日は、万博でこれくらい気分良いゲームをみせてもらいましょ!

ポールを取れなかったのにはワケがある。

F1第8戦カナダGPの予選、マユゲ君はポールを取ることかなわず、予選3位でスタートラインにつくとこになった。

実はそれには深い、いや、濃ゆいワケがある。
それは、いうまでもなくマユゲを整えていなかったからなのであります。


←キャップの影になっていても、その存在感は隠しきれない魅惑の海苔マユゲ
(カナダGP予選後の記者会見の写真)

アロンソ、ここのところポールを取るか勝ったレースの時は、眉のお手入れに余念がない。逆に、調子悪い時は眉がいい加減なのだった。

さて、本戦ではどんな結果で、どんな眉を見せてくれるかな?(←間違った楽しみ方?)

応援より大切なこともある。

昨日のガンバ戦、試合以外でとってもイヤだったことがあったのです。

私はわりと前めな位置で応援していたんだけど、前半途中で、巻いたフラッグと荷物を抱えて私の横の席に降りてきた男性がいました。この人、応援のテンションはとっても高くて、声もしっかり出していて、それはまったく問題ないしむしろ好ましかったんだけど……。
問題は、応援と関係ないところにあったんです。

まず、席に着くなり、長いフラッグを席にまたがって置いたのだけど、私の荷物(小さな鞄ですが)があったにも関わらず、一言の声もかけずにいつの間にか置かれていて、私が座ろうとするとフラッグの棒があってビックリ。

そして、よほどおなかが空いていたのか知りませんが、席につくと忙しげに自分の鞄から蒸しパン?みたいなものを出して勢いよく(あたりにちらかしながら)食べて、最後に残った蒸しパン?の紙をクシャクシャとまるめて、椅子の下に捨てたんです。ポイッ!って勢いよくです。

ハーフタイムでその人が席にいない時、すぐ前の席のはちみつさん がお掃除して下さったのですが、本当に申し訳なかったです。私もゴミ袋出しておくべきでした。そして、すぐにその人に注意するべきでした。

スタジアムには、沢山の小さい子も来てるんです。大人として、そういう恥ずかしいところを見せて欲しくないですよね。スタジアムはゴミ箱じゃないし、応援さえしてれば、他のマナーはどうでもいいなんてこと、ないハズなんです。

もし、私の他にこの人に気がついてて、あの人だ!とわかる方、もしくはそれは自分だ、と思う方は、ちょっとでいいから考えてくだされば嬉しいです。
私が注意を躊躇したのは、試合の最中に他のことで嫌な思いをしたくない、とちらっと考えたからでしたが、あとまでモヤモヤ引きずるくらいなら、ちゃんと注意するべきだったなあ、と、とても反省しています。

応援に熱中する人は、大人としても立派な人でもあると、小さな人達に誇れるサポーターでありたい、またそうあって欲しいと思います。私もこれから、努力します!

それでも応援し続けるのだ

試合が始まる前、スタジアムの上に美しい二重の虹が出た。


負けて帰る夜道は悲しくて寂しくて侘びしい。
でも、力いっぱい応援しての結果だし、悔いても何も始まらないってことも、よくわかってる。だから、もう後ろは見ない。

次は、リーグに戻っての試合になる。相手は同じガンバ。
今度は、相手のホームで、緑の力を見せてやる!!

いくぜ!万博! 待ってろよ!ガンバ!!

※それにしても、後半開始6分のカズキのゴールがなんでノーゴールだったのか、誰かわかる人教えて~! (←相当まだ悔しい)